デジタルノマド

「こんなはずじゃなかった…!?」中南米ノマドワーカーの現実 ある一週間の記録

こんにちは!中南米観光大使のNaoです。

Nao
Nao

海外にいるノマドワーカーってどんな生活しているの?

コワーキングスペースで、フレンチプレスで淹れたコーヒーでも飲みながら、Macbookをしこしこ叩いているの?

ノマドワーカーという言葉を一度は聞かれたことがあるかと思いますが、言葉だけが先行して何だかうさん臭い感じがしますよね。

本記事では、ノマドワーカー1年生の筆者が日々どんな生活をしているのか、ある一週間の行動記録を恥ずかしながら公開し、ノマドの現実をご紹介したいと思います。

 

そもそもノマドワーカーって何なの?

辞書を引いてみましょう。

 

ノマドワーカーは、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店など、通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指す日本語の表現。 また、そのような働き方を、「ノマドワーク」という。

 

平たく言うと、インターネットを用いて場所にとらわれずに仕事をする人ですね。

筆者は、昔は日本の某企業で働き、東京、神奈川、岐阜、アメリカなどで生活していました。

しかし、当時から旅好きで、飽きやすい性格もあり、いつか居住地を転々とするノマドワークをしてみたいと思っていました。

そこで、2018年3月にアメリカの滞在ビザが切れたのを機に、思い切ってノマドワーカーを始めてみました。

 

ノマドワーカーのある1週間

 

◼︎日曜日

<滞在先>

グアテマラ・アンティグア。

<朝>

朝早く起床し、街中をジョギング。

ランニングコースはアンティグアの街中をぐるりと一周、最後はローカルの市場で締め。

帰り際に、ホームステイ先の近所にあるパン屋で1個50円のパンを買って朝食に。

帰宅後2時間ほど読書。

<昼>

先日知り合った海外青年協力隊の方とランチをするため、アンティグア近隣の村へ。

シャトルバスで30分程度、往復10ケツアール(140円程度)。

山頂にある村で、そこにあるレストランは眺めが格別。

アメリカ人が経営しているとのこと。(グアテマラの富裕層向け・外国人向けの施設はほぼアメリカ資本です。)

彼女は、その村の村おこしという任務のために派遣されて、外国人が一人も住んでいないその村に2年間滞在する予定。頑張ってください!

<夜>

アンティグアに戻って、女優片桐はいりの弟さんが経営しているスペイン語学校が日曜だけやっている食堂で夕食。

この他にもアンティグアは、日本食を食べられるところが何軒かあるので、長期滞在も苦になりません。

帰宅後、少しスペイン語のYouTubeを見て11時に就寝。

 

◼︎月曜日

<滞在先>

アンティグア → アティトラン・パナハチェル

<朝>

6時に起床、7分間の瞑想、10分間の軽い筋トレの日課をこなす。

7時にホームステイ先で朝食。フリホーレスという黒い豆と目玉焼きが定番。

8時から11時まで近所の行きつけ、Cafe Fernandoで仕事。

サグーライティング で、4000字のライティング案件をこなす。

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<昼>

本日は移動日なので、約2ヶ月過ごしたアンティグアを後にする。

事前に予約しておいたシャトルバスが予約時間の30分後の午後1時に到着。

ホームステイ先の家族と別れのハグをする。

そして、向かうは3回目の訪問となる我が愛しのアティトラン湖。

アンティグアからアティトラン湖まで、約3時間半、爆睡。

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<夜>

宿にチェックイン後、スタッフから地元の安レストランのオススメを聞く。

2ヶ月振りのアティトラン湖の美しい夕焼けを鑑賞した後で、オススメのタコス屋へ。

ナチョスを頬張っていると、宿でちらっと見かけた日本人女性が同じく、スタッフにオススメされてやってきたので、同席して話を伺う。

彼女は、日本の女子大生で夏休みを利用して1ヶ月間、キューバ・メキシコ・グアテマラと旅をしているとのこと。

東京の女子大生でグアテマラを選ぶ所が只者ではないと思って聞いていると、大学では野宿研究会に所属しているとのこと。只者ではなかった。

 

◼︎火曜日

<滞在先>

アティトラン湖 パナハチェル

<朝>

朝5時半に起床し、アティトラン湖の水辺へ。

撮りためている、アティトラン湖の朝日をカメラに収めた。

その後、湖を徘徊したのちホテルに戻り、昨日出会った女子大生と約束したデート、近隣の村の朝市へ。

普段全く出会わない人種の日本の女子大生との会話に興味津々の筆者は、マヤ民族の美しい伝統衣装や活気のある市場はそっちのけで、今の大学生がどんな生活をしているのか聞きまくった。

色々面白い話を聞けたが、特に印象深かったのはこちら。

日本の女子大生も生きづらさを感じてるようですね笑

<昼>

今週は、欧州チャンピオンズリーグが開幕するので、筆者の贔屓のチームであるFCバルセロナの試合を観戦するために、パナハチェルのパブへ。

結果は、メッシのハットトリックを含む4得点の圧勝。

バルサの勝利と(平日の)昼から飲むビールは格別ですな。

その後、引き続き女子大生と一緒に近隣の別の村へ。

近隣の村、サンタ・カタリーナ・パロッポは、アーティストのグラフティによる村おこしをしており、村全体がインスタ映えします。

<夜>

そのまま、その女子大生と一緒に、パナハチェルの日本食レストランで夕食。

8ヶ月ぶりに食べる刺身は、もちろん筆舌に尽くしがたいほどうまいが、お酒も入ってよりディープな女子大生の話に筆者は興味津々。

外見は、都内の大学のおしゃれ女子大生という感じの彼女ですが、中身は色々考えていてしっかりしています。

希望のタンザニア駐在に向けて頑張ってください!

 

◼︎水曜日

<滞在先>

アティトラン湖・パナハチェル → アティトラン湖・サン・アントニオ・パロボ

<朝>

朝6:30に起床し、日課の瞑想・運動をしたのち、7時からホステルで仕事を開始。

お決まりのサグーライティング で3時間ほど仕事。

5記事*1000文字を終了。

その後、例の女子大生と近くにある中米一美味しいと噂のCross Road Cafeで昼食。

日本びいきのオーナーマイクさんが淹れる美味しいコーヒーとチーズケーキを堪能。

<昼>

女子大生を船着き場まで送った後で、自分も移動の準備。

ピックアップトラックの荷台に乗って、隣の隣の村サン・アントニオ・パロボに移動。

山道を揺られながら、30分程度走ると到着。

ピックアップトラックに民族衣裳をまとった地元民に混ざって、日本人風情の男性がいたので話しをしてみると、この村の織物業者に製造を委託して、スカーフなどを日本で販売しているとのこと。

筆者がこの村に来た目的も、地元の織物職人の様子を見学することだったので、この方に同行。

なんでも、アティトラン湖周辺の多数の織物業者を回ってみてこの工房が一番クオリティが高いとのこと。

民族衣裳を纏った数名の女職人が、スカーフやブレスレットを手際よく編んでいるのを見ていると、思わず見入ってしまいます。

欧米のバイヤーが、現地の職人から安い値段で買い叩いて、本国で何倍もの価格をつけて売っていることも珍しくありません。

でも、この方のように現地の人々にも十分な収入が入るように、真っ当な価格(相手側の言い値)で買い取る人がもっと増えると、マヤ先住民の素晴らしい織物の技術がこの先も守られていくのにと思う今日この頃。

<夜>

湖の目の前のホテルで一泊。

宿賃は千円までという鉄の掟を破り、久々に高級ホテル(といっても日本円で3千円くらい)に宿泊。

読書をして早めに就寝(22時)。

 

◼︎木曜日

<滞在先>

アティトラン湖・サン・アントニオ・パロボ → アティトラン湖・ツヌナ

<朝>

朝5時半に起床し、湖近辺を徘徊。

天気も良く、美しい湖の様子をカメラに収めることができた。

村人の朝も早く、男は山へ芝刈りに、女は湖に洗濯へ、といったように昔話のイントロさながらの生活をしている村人たちの生活をしみじみと見つめる。

一旦、ホテルに戻り一仕事。

おなじみのサグーライティングでさくっと4000字を2時間で書き上げる。

<昼>

村を散歩していると、民族衣装を見に纏った女の子達が遊んでいるので、近寄るとまるでエイリアンでも見たかのように僕の顔を見るなり逃げられた。

遠目から彼女達を見ていると、その女の子達の学校の先生と名乗る男性が声をかけて来た。

色々話していると、昔ニューヨークで不法就労していたとのこと。

これはグアテマラあるあるだが、仕事のない(そしてお金のない)マヤ先住民が成りあがるにはアメリカに不法入国して、アメリカンドリームを掴むしかないのです。

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ニューヨークでの思い出話しに花を咲かした後で、ホテル戻り、パッキング。

そして、次の目的地であるツヌナにボートで移動。

<夜>

前から泊まりたいと思っていたツヌナの日本人宿「ハッピーロコ」に宿泊。

こちらは、TV番組の「世界の果てまで行って○」も取材に来たグアテマラ人の旦那さんと日本人の奥さんが運営しているホステルです。

こちらの売りは何と言っても”電気がない”ことです。

もちろんwifiもあるわけがなく、夜の照明はろうそくです。

7時には真っ暗になり、自然と9時に就寝ですzzz

 

◼︎金曜日

<滞在先>

アティトラン湖・ツヌナ

<朝>

前日早寝したので、5:30に自然に起床。

木と竹で作られたお手製の展望台の上で、アティトラン湖を望みながら瞑想。

普段とは違った空間で、より深く瞑想ができた。

その後、ホステルに電気がないこともあり、ひたすら読書。

今読んでるユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」、落合陽一の「日本再興戦略」、高城剛の「多動日記」と、滞在している電気のないエコホステルがいい感じにリミックスして、未来について色々思いを巡らせる。

<昼>

村の中を散策。

ツヌナは、アティトラン湖周辺の中でも最も小さい村の一つで、人口も500人程度です。

そんな大自然に囲まれた、のんびりした村の空気に引かれて、移住してくる外国人が近年増えているそう。

そして、この自然と静かさに目をつけて、ヨガ教室や瞑想センターが建てられています。

こうした空間で、ヨガや瞑想をして、徹底的に自分と向き合うのは中々いい経験になりそうですね。

<夜>

7時の日没とともに消灯。

8時に就寝。以上

 

◼︎土曜日

<滞在先>

アティトラン湖・ツヌナ → アティトラン湖・サン・ペドロ・ラ・ラグーナ

<朝>

5:30起床。湖を眺めながら長めの瞑想。

今日は、朝からホステルのオーナー夫妻の子供達とハイキング。

10歳のお兄ちゃんと4歳の妹は、二人ともこの歳で日本語、スペイン語、カクチケル語(マヤの先住民の言語)を話しています。

やっぱり語学習得には環境が一番大事であることを実感するとともに、羨ましいと感じてしまう。

テレビゲームやスマホ、ゲームセンターもないこの村で、彼らは自然をおもちゃにして日々遊んでいます。

都会で最新の遊び道具に触れて育つ子供達と、彼らのように自然の中で創意工夫して遊ぶ子供達の間で、10年後、20年後どんな違いが現れているのか非常に興味深い。

<昼>

オーナー夫妻、子供達に別れを告げて、これから一ヶ月生活する予定のサン・ペドロ・ラ・ラグーナにボートで移動。

今年の4月から6月まで3ヶ月間滞在していましたが、再び来訪。

目的は、スペイン語学校とリラックスです。

東京やニューヨークに比べたら、サン・ペドロは人口1万5千人の田舎ですが、電気のないツヌナからやって来ると、大分都会だと感じてしまう。

近年、デジタルデトックスの必要性が言われたりしていますが、都会と田舎を定期的に行き来すると、心身共にバランスが取れるのではないかと思う今日この頃。

<夜>

しかし、夕方から凄まじい勢いのスコールが降り、停電。

何時間たっても復旧せず、真っ暗闇の中9時に就寝。

やっぱり都会がいいかな笑

 

まとめ

 

以上、ノマドワーカーのある一週間の記録を紹介させて頂きました。

この一週間の概要です。

・総労働時間 8時間

・総収入   2万円

・総費用   1万7千円

働かずに遊んでばかりですね笑

ちなみにこの週は移動が多かったので、普段はもう少し働いてますよ!

ですが、途上国であるグアテマラに滞在しており、生活費も安く済むのでこうしたノマド生活も可能です。

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一般的に、ノマドワーカーは設備の整ったコワーキングスペースで優雅に仕事をしているイメージかもしれません。

しかし僕のような、収入が低く、拠点を発展途上国のみに設定している底辺ノマドは、ご覧いただいたように、上記とはかけ離れた生活を送っています。

一言でデザイナーといっても、グラフィックデザイナーとインテリアデザイナーがいるように、ノマドワーカーといってもいろんなタイプがいます。

もし、安定した収入が稼げるスキルがないからノマドワーカーなんてできない!という人がいたら、ぜひ僕のような生活をしている人間もいるということをお伝えできればと思います。

それではアスタルエゴ!