お金を持っていることと人生を楽しむことは別。グアテマラ人に学ぶ人生の楽しみ方

こんにちは、Naoです。

僕が勝手に、自分のメンターとしている高城剛さんのTwitter(ちなみにご本人はやってないので、botです)でこんなフィードが上がっていました。

筆者は、現在中米のグアテマラに滞在しておりますが、現地の家庭にホームステイしたり、グアテマラ人と交流を重ねるごとに、高城さんの主張の意味が本当によくわかります。

街を歩いていると、路上の村人の顔が心なしか皆幸せそうに見えるんです!!

お金という物差しで考えると、グアテマラは世界でも貧しい国の一つであり、お金を持っている我々日本人よりも幸せなはずがない!ということになりますが、実態はどうもそうではないようです。

今回の記事では、現地で感じたグアテマラ人の人生の楽しみ方をシェアしたいと思います。

グアテマラについて(客観的データから)

まず、グアテマラという国を客観的なデータから考察してみます。

ウィキペディア先生でサクッと調べるとポイントは下記の通りです。

・2013年のGDPは、$538億、一人当たりのGDPでは$3,475

・国民の52%が貧困層に属する(地方農村では、貧困層が76%)

・15歳以上の国民の識字率は69.1%

・国民の大多数を占めるマヤ系先住民は、概して零細な小規模農業に従事

・グアテマラの治安は世界159番目(2011年には毎日平均14人が殺害される)

・1960年から36年にわたり、内戦があった

そして、実際に筆者がグアテマラの農村で暮らしていて、見て感じたポイントは下記です。

・家にインターネット、パソコン、洗濯機、温水シャワーがない家庭が大半

・狭い家に大家族が暮らしている

・食事は、トルティーヤに塩またはフリホーレス(豆料理)が付くのが一般的

・多くの子供が学校に行かずに親の仕事を手伝っている

・市場で野菜や果物を売っている農家の収入は1日500円行けば良い方

ざっくりこんな感じですが、いかがお感じになりますか?

世界第3位のGDPを誇る日本で暮らす我々の方が、きっと人生を楽しんでいるはずだと思いますよね。

グアテマラ人の実態

筆者がホームステイしているマヤの先住民の家庭のお母さんが印象的なことを言っていました。

No tengo dinero pero yo estoy feliz. (お金は無いけど、私はとても幸せよ)

筆者がもっと詳しく聞かせてくれない?と尋ねると、お母さんは、毎日家族と一緒に健康でいられるだけで幸せだと言っていました。

また、ある日スペイン語学校にて、日本とグアテマラの生活の違いについて先生と議論した時に、先生が言っていたポイントは下記のようなものでした。

・深夜12時まで働くとかありえない

・職場に行くのに1時間半とか時間の無駄じゃない?俺歩いて5分だよ

・一人暮らしとか淋しくない?家族といつも一緒にいたいじゃん

・1日仕事ばかりしててつまんなくない?友達と会ったり、テレビ見たり、サッカーしたくね?

・上司も部下もアミーゴだから気を使う必要なくね?

・そんな生活なら、日本で働きたくないな〜

・俺今めっちゃ幸せ

ぐうの音も出ません笑

どうやらここにグアテマラ人の人生の楽しみ方が隠されているようです。

なぜグアテマラ人は我々よりお金を持ってないのに幸せそうなのか?

さかのぼって、筆者の会社員時代。

身動き取れない満員電車に揺られて、1時間半かけて会社に出勤、職場の人間関係に気を使い、夜は遅くまで残業し、誰もいないアパートに帰宅し、今日も仕事しかしなかったなと思う暇もなく就寝。

当時はそれが普通だと思っていましたが、今思うに決して幸せではありませんでした(それなりの給料ももらっていましたが)。

自分の常識は世間の非常識ということはよくありますが、海外で生活していると、日本の常識は世界の非常識といったことにもよく遭遇します。

ぶっちゃけ、日本人仕事しすぎ?遊ばなすぎ??

お金が沢山あれば、幸せになれるわけでもないのか??(象徴的なのは、最近、立て続けにアメリカのセレブのケイト・スペードとアンソニー・ボーデインがメンタルヘルスの問題で自殺しました)

我々日本人がグアテマラ人から見習うべき点

グアテマラの人たちを見ていて思った、見習うべき点は、

・仕事を人生の中心に置いていない

・働き過ぎない

・家族や仲間との時間、余暇を大切にする

これに尽きると思います。

もちろん彼らも、お金があれば、iPhoneを買ったり、かっこいい洋服を買ったり、海外旅行したいなとは思っています。

けれども、果たしてそれらを全て持っている我々日本人は、日々人生を楽しんでいるのでしょうか?朝の満員電車で自分と同じく浮かない顔をしたサラリーマンの姿を見ていると、、、正直わかりません。

終わりに

今回、筆者の日本での会社員経験を踏まえ、現在滞在しているグアテマラ人がお金がなくても幸せそうに見えるのはなぜか?考察してみました。

もちろん、仕事が大好きで趣味のようなものだ!という人は、仕事に全てを捧げることで幸せな人生を送ることができると思います。

しかし、世の中には、そこまで好きでもない仕事を我慢して、人生の多くの時間を割いて取り組んでいる人も少なからずいるでしょう(筆者がそうでした)。

そうした人生が幸せなものなのかは疑問です。

このグアテマラの人々のような考え方もあるよ、というのを頭の片隅にでも置いてもらえると幸いです。

こちらもよかったらお読みください!!

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最後に、高城さんのメルマガで紹介されていた興味深い寓話とともに今回の記事を締めたいと思います。

ある優秀なセールスマンがなにもない南の島に目をつけて、多くの商品を持って出向きました。

毎日毎日汗だくになりながら訪問販売したのですがその島の人たちはまったく商品を買う気配がありません。

それどころか、働く様子もありません。

そこで優秀なセールスマンは、その島の人に聞いたのです。

「いったい、なんで働かないんだ?」

そうすると、その島の人たちは逆に聞き返しました。

「いったい、なんでそんなに働くんだ?」

もちろん、セールスマンは

「いっぱい働いて優秀な成績を残して大金持ちになって、大きな家を買って、、、、」

と勝ち誇ったように言いました。

島の人たちは、「それで、その後どうするの?」と聞くと

「働かないで、美味しいものイッパイ食べて、毎日のんびりして、、」

と言うと島の人たちは、こう言ったのです。

「なんだ、それならもうやってるよ!」