旅・ノマド

高知に移住もいいけれど、グアテマラに移住はもっといいよ

¡Hola! グアテマラからこんにちは。

今月頭から中米のグアテマラのアティトラン湖にプチ移住しています。

筆者のここ5年の居住地は

東京→埼玉(実家)→メキシコシティ→ニューヨーク→グアテマラ・アティトラン湖

と変化しております。

私が現在生活しているのは、アティトラン湖の湖畔にあるサン・ペドロ・ラグーナという人口約14,000人程度のマヤの先住民が暮らす小さな村なのですが、それ以前に生活していたニューヨークと180度真逆の「ど」田舎です。

例えば、洗濯機がないので湖にある文字通り洗濯岩で洗濯をしたり、タクシーましてやUberなどあるわけがなく街中はそこかしこにトゥクトゥク(三輪タクシー)が走っていたり、隣の村に行くためには湖を横断するボードに乗らなければならなかったりと今まで生活したことのない田舎っぷりに日々新鮮な驚きと楽しみを感じています。

20代の頃は、娯楽・グルメ・仕事・人脈を求めてそれらがいくらでもある(と思っていた)都会に憧れていましたが、ニューヨークのあまりのエネルギーを受け止めきれず少々疲弊していました。

都会生活に少し疲れた筆者は、以前に旅行して居心地の良かったグアテマラに短期間移住を決めました。

まだ移住して3週間(パスポートギリギリの3ヶ月滞在の予定)ですが、初めて田舎生活を行って感じたグアテマラに移住して良かった6つのメリットとデメリットを今回はシェアしたいと思います。

グアテマラ移住のメリット

1.物価が安い

そもそもグアテマラは発展途上国なので日本と比べて物価が安いのは当たり前ですが、やはり物価が安いということは素晴らしいですね。

例えば一般的な物価は、

ビール一缶 50円  @売店

ビール一杯 150円 @バー

コーヒー  150円 @(本格的な)カフェ

外食(洋食)350円 @レストラン(外国人経営)

外食(グアテマラ料理)200円 @ローカルレストラン

家賃(一軒家の空き部屋を間貸) 35,000円

といったところでしょうか。

ちなみに筆者は現在、現地の家庭にホームステイしてるのですが、毎日3食付き(日曜除く)の個室で月約40,000円です。

無駄づかいせず(してもたかが知れてますが)、一方で禁欲はせず行きたい時にカフェに行ったりバーに行ってお酒を飲むような生活をして、大体月5万円あれば余裕ではないでしょうか??

現地で外国人が働いて同額を稼ぐのは難しいのですが、インターネットを通じて日本の給与水準の仕事を行うことができるならば、大分裕福な生活ができるでしょう。

物価が安いのであまりお金に執着しなくなり、心が安らぎます(ニューヨーク時代は飲みに行って勘定の際いつもハラハラしていた)。

2.人の目を気にしなくなる

東京に住んでいるとき、どうしても人の目を気にしてしまう自分がいました。

異性にもてたい、上司に優秀だと思われたい、同僚にできるやつだと思われたいetcetc

ニューヨークに移住して、他人の目を気にしないアメリカ人の中で生活をするうちに自ずと、自分もあまり気にしなくはなりましたが、それでもまだ前述のような煩悩は残っておりました。

そしてこのサン・ペドロという田舎に来て、決して無理をせず身の丈にあった生活を楽しんでいる人々と触れ合ううちに、煩悩も大分薄れてきました

無理して着飾らなくても御綺麗にしていれば全身ユニクロでもいいわ~(てかみんな民族衣装着てるし)、インテリぶって横文字やら専門用語やら言う必要もないわ~(そもそもスペイン語で言い方わかんね~)

あまり気にしなくなりすぎるのもマズイですが、都会での見栄はり合戦に疲れたら一度田舎に行って素の自分に戻るのオススメです。

3.生活リズムがスローで穏やかになる

1日の始まりは近所の放し飼いをしているニワトリの鳴き声で始まり、お昼になったら仕事場から(筆者は語学学校)自宅に戻り家族と食事を取り、日が暮れたら仕事を終えて一家団らんを楽しむ。

家から表に出ると、家の軒下でおばあちゃん・母親・娘が親子三代で雑談を楽しんでいたり、ご老人が日向ぼっこをしていたり、近所の子供立ちがじゃれ合っている。

週末になると近所に住んでいる親戚が娘を連れて遊びに来たり、近所の人がお裾分けを持ってきてくれてしばらく立ち話。

ここサン・ペドロでは非常にスローな時間が流れており、まるで筆者が子供の頃によく行っていた祖父母の家(埼玉県の田舎)を思い出します。

都会の生活は刺激が多くスリリングなのでそれはそれで楽しいのですが、一方でストレスも非常に多く社会問題化しています。

そんなストレス社会に疲れたら、思い切って一定期間こうした田舎に住んでみることをオススメします。自ずと心が穏やかになりますよ。

4.雄大な自然

そして、なんと言ってもこのサン・ペドロの魅力は雄大な自然です。

世界で一番美しいと言われるアティトラン湖を眼前に拝み、それを断崖と3つの火山が囲んでおります。

朝起きると、窓の目の前には湖に浮かぶ朝日が光ります。

太陽がサンサンと照りつける午後には、子供たちが湖で泳ぎます。

天気の良い週末には裏手のサンペドロ火山にハイキングに出かけます。

このような素晴らしい自然環境は世界的に見てもなかなかないかと思うので是非とも一度訪れてみてください。

5.ムラノミンナハ、ダイタイトモダチ

聞いた話では、サン・ペドロの住民はそのルーツをたどると6つの家族に帰結するとのこと。

つまり14,000人の住民たちは大なり小なり血縁関係にあり、そもそも村の規模も小さいので大体知り合いです。

そうゆう背景もあり、村の住民同士の共同体意識はとても高いです。

そして外国人の場合も長期間滞在していたり、住民の誰かの家にホームステイするなどしていると、村の一員だと認識してもらうことができ、村で通りすがりに挨拶してきてくれたり、微笑んできてくれたりします。

筆者はスペイン語がまだまだなので、立ち話しとまではいきませんが、誰も知人・友人のいない外国人としてはこうした共同体意識を持てることは非常に有難いです。

都会では、隣人であっても顔も名前も知りませんからね。

6.(いやでも)自分と向き合う時間がある

辛うじてネットがつながりますが通信速度は驚くほど遅いので、ネットで動画を視聴するのもままなりません。

そしてページのダウンロードも、日本やニューヨークでのようにサクサクと行うことは期待できず、逆にストレスがたまってしまうので、自ずとウェブもあまり見なくなります。

本屋も近隣の大都市に行かないとないし、そもそもスペイン語の本も読めないので雑誌や最新の書籍も入手できません。

したがって、家に帰ってもあまりやることがないので、自然と考え込む時間が多くなります

都会にいるとウェブや書籍、その他もろもろの娯楽など誘惑がとても多いので、中々自分と向き合う時間を取ることが難しいと思います。

しかし、田舎にいるとその物理的な制約からいやでも自分と向き合わざるを得ない。

こうした時間は、今の情報が氾濫する世の中では逆に貴重だと思います。

もちろんいいことばかりではありません、グアテマラの田舎暮らしならではの不便な点も挙げてみましょう。

グアテマラ移住のデメリット

1.日本語を使えることは(ほぼ)ない

当然ながら、スペイン語圏のグアテマラなので住民は皆スペイン語または先住民の言語であるツツヒル語を話します。

若い世代では英語ができる人も多少はいますが、語学学校の教師など極めて限られた人だけです。

従って、日本語を話せる人は当然皆無です。

スペイン語学習者にはとても良い環境ですが、時には話したいことを話せないストレスを感じてしまうかもしれませんね。

そんな時には、このサン・ペドロ村にある一軒の日本人宿と二軒の日本食レストランに行けば日本人のオーナーがいるので思う存分日本語を話しましょう。

2.いわゆる先進国における娯楽はない

これは前述の内容と重なりますが、早いネット環境・本屋・映画館・高級レストランなどのいわゆる先進国における娯楽はこの村にはありません

しかし、湖で泳いだり、カヤックを楽しんだり、山に登ったり、この土地ならでは娯楽がたくさんあります。

そして、何よりもこの素晴らしい湖の前でただボーとするのが最高の娯楽なのではないでしょうか。

3.蚊やハエが多い

こればかりは、中米の熱帯の気候のもとではどうしようもありません。

虫除けスプレーを塗ったり、長袖のシャツやズボンを履いて我慢しましょう。

4.食品が不衛生(場所による)

これも、発展途上国の国ではある程度仕方がありません。

きちんと掃除が行き届いたレストランは問題ありませんが、市場などに併設する大衆食堂や屋台は決して衛生環境がいいとは言えません

筆者は、数々の旅行中の失敗経験(お約束のインドでの腹痛等)により大分胃が強化されたので大丈夫ですが、普段都会で綺麗な食事を食べている方はこうした場所で屋台料理を食べるのは控えた方が良いでしょう。

5.彼女を作るチャンスが(ほぼ)ない

これも外国に住んでいる限り大なり小なり付きまとう問題なので仕方がありません。

そもそもスペイン語が流暢に話せないので、恋人関係に持っていくのが非常に難易度が高いです。

それに加えて、そのへんの恋愛事情については現地のグアテマラ人の女の子は大分保守的なのでまず外国人と恋愛をすることはありません。

残された手段は同じような旅行者ですが、、まあ無理!!

6.対面の人脈構築の機会や学習の機会がない

現代はFacebookやTwitterなどのSNSを利用して人脈を築いたり、オンライン講座を受講して新しい知識を得たりすることができる時代です。

それでもやはり、生身の人間なので対面で交流した方が距離を縮めやすいし、またその道の著名人の話を生で聞いたりするのは大変勉強になります。

この点については、致し方ながらオンラインでコツコツとやっていくしか現状代替手段はないようです。

まとめ

以上、グアテマラのど田舎にあるサン・ペドロ村でのマヤの先住民との生活のメリット・デメリットを上げました。

個人的にはデメリットについては形式上6つ上げましたが、蚊やハエが多いこと以外は自分にとってそれほどマイナスになっていません。

それを補って余りある魅力がこの生活にはあることは6つのメリットをお読み頂ければお分かりになるかと思います。

一方で、この生活を1ヶ月、2ヶ月と続けていくと都会の生活が恋しくなる自分がいるのかもしれません。

したがって、自分にとって一番良いのは季節労働者のように一定期間ずつ都会生活と田舎生活を繰り返す生活なのかもしれないと、エロサイトのダウンロードが遅々として進まず、仕方がなく考え込んでいる今日この頃です。